エニアグラムで分かる 9つの性格/ティム・マクリーン/高岡 よし子

本書のまえがきにこんな言葉が書かれている。

私たち一人一人がユニークな存在で、それぞれの輝きを持っている
背景や価値観は多様だとしても、驚くほど共通のパターンや課題がある
自分の傾向性について知り、その取り組み方を学ぶことにより、人は可能性を広げ、成長することができる 

性格のパターンを捉えることで、人生を前に進めやすくなるという仮説の元に書かれた本のようだ。

自分のタイプは?

本書の2つの質問に回答することで、自分のタイプを知ることが出来ます。(タイプは全部で9つあります。)僕はどうだったか?

<タイプ6 信頼を求める人>
真面目で、安定志向。問題となり得ることに敏感です。信頼でき、頼りになる人や考え方、方法、組織などを求めます。そして信じようとする気持ちと、疑う気持ちの間を揺れ動きます。自分に対する周りのさまざまな期待に応えようとします。

安定志向、人への依存とあんまり格好良くないワードだなと思ったが、自分の心の声を聞いてみると、、、腹落ちするところ有。

グループは?

9つのタイプは3つのグループ(思考、本能、フィーリング)に分類されています。僕が判定されたタイプ6の思考タイプは何かというと思考グループでした。

<基本的傾向>

思考タイプの人は文字通り、頭の中をいろいろな考えが占めています。頭にエネルギーが集中しているのです。思考の働きが活発で、神経が興奮し、話している時はテンションが高くなりがち。抽象的な概念や知識を扱うことに慣れている人もいます。興味深いことに、本能タイプが腹からくる本能的「直観」を持っているのに対し、思考タイプの「直感」は、「天から降ってくる」と表現する人もいるように、上からくると感じる人が多いようです。ストレスが高まると、夜、考ごとがいろいろと浮かび、不眠に悩まされることもあります。

 話している時は確かにテンションが高くなりがちですねぇ~。ストレスが高まると眠れないのもあたってます。

<陥りやすい感情>

思考タイプをつき動かしている感情は、「不安」です。この世界で自分がどうやって自立して生きていけるかということが主な関心事であり、そのための戦略や方法を求めます。

なんかかっこわるいなぁと思いつつ、腹落ちしてる感覚ありですねぇ~。

<時間間隔>

思考タイプの人の時間感覚として、「未来」に意識が行きがちです。これから起きることを予測し、備えることによって不安を減らそうとします。「未来」を中心に据えて、そのために今、何をしたらいいか、考えます。本能グループの意識の中心が現在にあるのとちょうど対極です。

システム屋なんて仕事をやっているせいか、未来の障害を未然に防ぐなんてことはよく考えるなぁ。

 <タイプ6 信頼を求める人>は、信頼できる指導者や理念、システム、組織、これまでうまくいった方法や多数の人が支持する考え、自分を支えてくれる仲間などを頼りにします。そしてできるだけ不確実性を排除して安心するために調べ、分析します。

 最近「不確実性を排除して安心するために調べ、分析」というのをよくやってますね^^;

ストレス時の動き

「ストレスを受けることによって別の性格タイプのマイナス面が出る」傾向があるようです。僕の場合であれば、、、

<タイプ6>→<タイプ3>

早く向上し、成功しなければとあせります。自分がいかに優れているか誇大にいいます。競争心が強くなり、人を見下します。

この状態って、ものすごく自己嫌悪するんですよねぇ。ちなみに

成長への動き

逆に「成長することで別の性格タイプのプラス面が出る」傾向があるようです。僕の場合であれば、、、

<タイプ6>→<タイプ9>

「今、ここ」に意識を向け、体に根ざすことにより、バランスがとれ、安定します。