レバレッジ・リーディング(本田 直之)
まえがき
僕は読書が好きな方だと思う。というのも大学に通っていた頃、最初の一年間は通学に2時間半もかかっていた。この時間は音楽を聴くだけでは潰せない。そんなわけで、僕はこの通学時間中に、歴史小説(司馬遼太郎)、SFもの(神林長平、田中芳樹)、その他(森毅、河合隼雄)を読みまくった。
ところが、ここ最近、通勤時間が短くなり、また、iPhoneというツールが登場したことにより、読書をする習慣が消えてしまった。たが、日々生活する中で、この本を読みたいと思う頻度は変わらず、次第に部屋に多くの本があふれるようになってきた。
僕は部屋が汚くなると、心もすさんでくるタイプのようだ。部屋のスペースも食うし、精神衛生上も良くない。そんな課題を解決するべく、この本からお知恵を拝借というわけだ。
なんで読書するんだっけ?
この本では、個人の経験を本にしたビジネス書を多読することをお勧めしている。その心はなんだろうか?
個人の経験を本にしたビジネス書は、著者が汗水たらし、血のにじむような努力をした結果が本というカタチになっているのだ。読者は、著者が費やした試行錯誤を行うことなく、その成果を数時間で手に入れることができる。
その成果を手に入れることで、仕事ができるようになる、稼げるようになる、また、処理能力が上がるので時間が生まれる、という訳だ。う~ん、非常に魅力的だ、読書に時間を投資せねばと思ってしまう。
さぁ、読書しようぜ~!
さて、そんなわけで読書する気、満々だが、自分の読書方法をもう少し改善できんかなぁとも思っている。
というのも読書後、内容を忘れ、再度、本を読み直しということを繰り返すことが多い。 酷いときは、どの本に自分が欲しい情報が書いてあったか思い出せず、必要な情報にアクセスできないなんてこともある。
この本でお勧めしている方法は次の方法だ。
・本を読む目的の確認
・まえがき、目次、あとがき、著者情報を確認し、本の全体像を把握。
・本文を読む。
・気になるところにマークをつける。
・付箋
・自分が思うことを書き殴る!
・メモを作る。
・実際に行動して、メモをより良いモノに更新する。
早速、これを実行してみたいと思う。来年、自分にどのような効果、変化が訪れるか非常に楽しみだ。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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