決定力!-正解を導く4つのプロセス-(チップ・ハース&ダン・ハース)

本を読む目的

普段から非常に優柔不断だ。プライベートでは、優柔不断な状況を楽しんでいることが多いので特に気にはならない。

ところが仕事ではそ~いうわけにはいかない。さらに、僕個人の問題だ。フリーランスとはいえ、段々年を取ってくると中間管理職的な調整役としての仕事が多くなってくる。

様々な立場の方から意見を伺い、問題を分析、打ち手の立案・検討、打ち手の実施、効果のモニタリング、というようなことを進めなければいけない。

自分が見える範囲内の話であれば、それほど難しいことではない。個人の努力次第で対応できる。だが、自分が見えない範囲についても、判断し、意思決定をしなければいけないことが多いのだ。

そんな現実に直面する中、簡単にいえば「自分の決定のプロセスまずいんじゃね~か?」という考えが浮かんだ。そんなとき、この本に出会った。

著者情報確認

チップ・ハーンさんはビジネススクールの大学教授で、専門は組織行動論。Googleなどの世界的な企業のコンサルティングを行っているらしい。

もう一人の著者であるダン・ハースさんはオンライン教育大手企業の共同創業者らしい。

目次確認

目次は全12章だが、4つのパートに分かれている。

(W)選択肢を広げる

(R)仮説の現実性を確かめる

(A)決断の前に距離を置く

(P)誤りに備える

ふむ、興味深い。「はじめに」を読んだのだが、非常に面白くテンションが上がった。本文を引用しつつ、自分の考えを書きたいのだが、夜更かししそうなので、本日はここまでにしておきます。